#8 いざ、台南へ!

台南で1泊するため、荷物を取りに宿へ。たった1泊なのに準備し始めるとアレコレあるんだなぁ。こういうとき、男子なら最悪替えのパンツと歯ブラシぐらいあればなんとかなるだろうに…(笑)。


台鐵(新幹線)のチケットの受け取りをしなくてはならないので、ちょっと早めに台北駅へ。なんですが、ワタクシここで痛恨のミスを冒してしまいました。
パスポート忘れたーーー!!!

予約時に入力したパスポート番号と照合して発券されるのですが、うっかりそんなこと忘れてパスポートは宿@忠孝復興に置いてきてしまったのです。大汗。


教訓:台鐵をネット予約したときはパスポートを忘れるべからず。


「パスポート番号覚えてますか?」と訊かれたので必死に思い出そうとするけど、こういう時に限って脳が焦って思い出せないんだよね。普段、なんでもないときはサラッと出て来たりするのに。。。


どうしよう、一回取りに帰らないとまずいなー。その場合予約した便に間に合わないかもしれないけど、大丈夫かなーなんて思いを巡らせていただ「携帯番号は?」あーそれならここにあるからわかる!
同じく、予約時に入力していた台湾の携帯番号を伝えると、それで発券してもらえました。ホッ。


教訓(修正):パスポートがなくてもなんとかなる(笑)


ちょっとまだ時間があったので、予約より一本早い便にしてもらいました。


発車10分前になってホームへ(それまでホームへ降りる事ができないのです)。わー、台湾の新幹線…日本のと変わらん!最近めっきり新幹線に乗る機会が減ったので、最近の日本の新幹線はもっとキレイになっているのかもしれないですが、車両内の清潔さも快適さも日本のと遜色ない感じです。


ただ…空調寒い!!!

ショールみたいに巻けるタイプのカーディガンを持って行っていたので、それで胸〜喉あたりはカバーしていたのですが、これまたうっかり…ガードが甘い部分がありました…。


それは…口元!!!


この日台北は夏日で(一瞬スコールもありましたが)汗をかいた後にキンキンにクーラーの効いた車内へ。かつ、そこで口をカパーっと開けて爆睡しちゃったものだから…台南に着いた時にはまんまと喉をやられていました…(涙)。


ノド痛い…。


ちょっとテンション下がっちゃいましたが、台南到着です!

台鐵台南駅から街の中心部までは結構距離があります。タクシーと迷ったのですが、予定より早めに着いたし〜なんて思って、無料の市内送迎バスを利用することにしました。

が、これが道路事情のタイミングもあってか、長い…。

早ければ40分ぐらいで着くと聞いてましたが、1時間ぐらいはかかりましたかねー。しかも喉痛いし、バスの中も空調効いてて寒いし。やっぱりタクシーにすればよかったですよ。


やっと台北駅前に到着。はー、遠かった。老師(台南出身)から、駅のそばの案内所で地図やパンフレットをもらうといいよーとアドバイスを受けてましたが…どーやって道を渡っていいのか不明!車もバイクも多くてコワいし、トイレ行きたいし、タクの運ちゃんはヤイヤイ声かけてくるし。


諦めてタク乗車…(トイレ行きたさに負けた)。まずホテルで落ち着くことにしました。


ホテルは思ったよりちょっと古かったですが、この値段でこの広さなら充分だよ!というレベル。フロントにも日本語できるおねーちゃんいるし、まったく問題ないです。親切だし。
ホテルの向かい側にはこんなものも(笑)いい味出てるわ〜。


喉の痛みは気になるけど、せっかく台南に来たのにホテルでうだうだしてても仕方ないです。WiFi入らないからいきなり心細くなりましたけど…。


そして…外に出たら更なる心細さが…。


「人が歩いてない」んです。あ、あれ???
まだ夕方6時半ぐらいだというのに、人が歩いてないの。どうして?
その謎はすぐに解けました。みんな、バイク移動なんですよねー(笑)なので歩いている人が少ないし、台北駅近くとかの中心部以外、歩行者用の信号もないんです!!なので最初、道を渡るタイミングがわからなかった。車用の信号を見て渡ってました。うええん、心細いよー!しかも、台北ではまーまー通じると思ってた中国語も、あんま通じない(爆)。若いサービス業の人にはかろうじて通じたが…むねん。

こんな看板に癒されたり、

通りすがりの仙草茶屋さんの店先にいた看板猫さんに癒されたり。ものっすごい美形の茶トラ猫さんが佇んでおりまして。あまりの可愛さに見とれてたら、いきなりお腹を向けてゴロっと「もふってもよくってよ」と言わんばかりに…きゃー♡
いいんですか〜?とじりじり近寄ったところで、お店の奥から飼い主の男の子が現れるや否や、くるっと踵を返して男の子の元へ。私のことは完全シカトで甘えモードですよ。男の子にもふもふ撫でられて、気持ち良さそうにしてました。その様子をこっそり見つめる私。ううっ、いいもーん!(泣)猫なんて…猫なんて…可愛いから許すけど!


さ、やっと夕飯にありつけます(つづく)。